「守る思い…」

練馬区在住 鈴木 美喜子


ペットを飼うなど全く思っていなかった我家に、突然可愛い家族が誕生したのは7年前のことでした。自転車置き場に三匹の真っ白な子猫が誕生していたのです。考える間も無く家に引き入れたのですが、小さな命の誕生はやはり感動的でいつの間にか我家の一員になりました。やっとこミルクを飲ませ、何とか死なせないようにと気遣い面倒見れば見るほど家族との愛情が深くなりました。

一匹は貰われていき、ペダル、サドルと名付けられた二匹はそれは見事な白猫に育ち、まさに我家のアイドルでした。残念ながらサドルは病気で亡くなり、成猫となったペダルはある日ドアの隙間から脱走してしまいました。懸命に探しましたが、残念ながら戻ってきません。その時の家族の気落ちはとても深く、その心寂しさはご経験のある方にしかご理解いただけないものかと存じます。

その後友人から子猫をいただき、またまた立派な猫「ぽんた」君として、我家で君臨しております。居なくなったペダルは噂では、ほど近くのお宅で飼われている様子で、ホッとしております。

今回、知人からこの「風の音」「光の思い」の話を聞き、思い出してあげることで絆が繋がり続け、ペダルが生きている間は当家がペダルを「守る思い」の象徴に…またペダルに不幸があった場合はペダルが当家を守ってくれる「守られる想い」の象徴になりますよ、というお話をお聞きし、何か安堵の気持ちを覚えお頼みいたしました。私にとっては、お守りなのでしょうか。

「ペットと暮らす喜び」- 家族の交流の場である我家の居間に置き、常々思い出してあげる事でその気持ちを持ち続けたいと思います。